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ニューディル政策とケインズ

昔、大恐慌の時代アメリカではルーズベルトがニューディル政策で大規模な公共投資を行い景気が回復したと習いました。これはケインズの公共投資によって需要は創出出来るという考えによるものでした。しかし本当にそうなのでしょうか。私はニューディル政策を行った時点で既に需要と供給は一致していたのではないかと考えています。その時点で調整はかなり進んでいたのではないでしょうか。つまり、公共投資で需要が創出され景気が良くなったのではなく、既に需要と供給が一致していたのを需要と供給が一致したタイミングで公共投資を行なった為あたかも公共投資で需要が創出されたかのように思われた、そう言うことなのではないかと考えます。日本でもバブル崩壊後、多くの公共投資を行いましたがケインズの言うような結果にはならなかったことを我々日本人なら誰でもご存知のはずです。これこそ私の説を裏付ける何よりの証拠ではないでしょうか。

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