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アベノマスクの配送費十億円について

アベノマスクの配送費十億円が問題になっている。もったいないということだが果たしてそうだろうか。もし、燃やして処分するなら焼却代がかかる。もし、在庫を処分しないなら保管費用が毎年6億かかるという。2年で12億だ。そして、マスクを必要としている人に配送すると十億円は当然のことながら運送会社に入る。短絡的な人はこれが無駄だと言う。しかしながら、運送会社に入った金は死に金ではない。なぜならこの金は半分程度は運送会社が税金として支払う。そして残りの金は運送会社やその従業員が何かを買ったりして使う。そうすると運送会社などが買うのだから物やサービスを売った者に金が入る。そしてその物などを売った者がまた半分を税金として支払う。こうして最後は全て国庫に戻って来る。一円も無駄などないではないか。これが経済というものである。この道理を誰も知らぬ。

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