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ウクライナ情勢について

今日、テレビでロシア兵がウクライナの民間人を射殺したと報じていた。言うまでもないがこれは良くない行いである。しかし、ロシア兵は戦場で命のやり取りをしているのである。彼らは正常な精神状態ではない。にもかかわらず彼らに正常な理性ある判断を要求するのは酷である。このような事情を考慮せずただ単に感情的にロシアを非難するのは極めて危険である。プーチンがウクライナに攻め込んだ背景にあるNATOの東方拡大も西側ではあまり語られない。また、ロシアでも同様に一方的に西側を非難する。これでは世界は二極化し互いに認めぬ者同士の泥沼の戦いになってしまう。ロシアには核と中国という切り札がある。そうなれば戦争は互いに傷つき勝者無きものとなろう。今、我々は本当に何をすべきか良く考えねばなるまい。ウクライナに加勢するのでなければ今こそ和平交渉という道を選択すべきではないのか。

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