先日、チャールズ国王が就任した。しかし就任演説で彼の口からかつての植民地支配や黒人奴隷について謝罪や反省の言葉はなかった。イギリスはイギリスから見ればかつての植民地支配は栄光なのかもしれないが被支配者や黒人奴隷にとっては苦痛の歴史でしかない。イギリスがそのことに言及しないのは暴力による支配を肯定することになる。ならばイギリスは今、ロシアがやっていることを批判する資格はない。世界中の多くの人がそのことに思いいたさずイギリス国王を賛美礼讃である。もっと深く考えそして判断する能力を身に付けて欲しい。悲惨な歴史を繰り返さぬ為に。